待ち合わせの「パイ山」閉鎖

お椀型の小山が並ぶその形状から、「パイ山公園」や「でこぼこ公園」の通称で知られる阪急神戸三宮駅北側の「さんきたアモーレ広場」が、9日から始まった近くのビルの建て替えに伴って5年ほど閉鎖されることになってしまったそうだ。神戸中心部の有名な待ち合わせ場所がしばらく使えなくなることになる。
工事を計画した阪急電鉄や広場を管理する神戸市によると、神戸阪急ビル東館の建て替え工事の間、資材置き場などとして利用するために広場を含めた周辺一帯を順次閉鎖していくという。工事は2021年までの見通しで、その後について市の担当者は「原形復旧が基本となるが、三宮の再整備に伴ってアレンジが加わる可能性がある」と話しているそうだ。
広場は外周100メートルほど。10センチ角程度の石が敷き詰められた大中小3つの小山が特徴で、待ち合わせや路上ミュージシャンの活動の場として愛用されてきた。07年には一般公募で「さんきたアモーレ広場」の愛称が決まったそうだ。
8日は閉鎖前の路上ライブも開かれ、ネットでは「寂しい」などの声が相次いだという。待ち合わせ場所にしていた人は、「これからどこで待ち合わせしようか悩みます」と話しているそうだ。
今まで町のシンボルのような感じであったものが突然なくなってしまうのはやはり寂しい。2021年に、以前と変わらない形で残ってくれていればいいのだが。